ヘルペスの症状が現れやすいのは、風邪で熱を出したとき、疲労や強いストレスがあるとき、紫外線を受けたとき、月経前のとき、何らかの薬剤を服用したときなど、体が弱っている場合です。
再発しやすいヘルペス
ヘルペスの症状がおさまっても、ヘルペスウイルスはいなくなったわけではありません。ウイルスは神経細胞にじっと潜んで、また暴れるチャンスをねらっているのです。現代医学をもってしても隠れ潜んでいるヘルペスウイルスを退治することはできず、再発しやすいわけです。この点はやっかいな問題です。
ピリピリ、チクチク、ムズムズが再発のきざし
口唇ヘルペスはしばしば再発し、その回数は年に1~2回が多いようです。日常よくみられる口唇ヘルペスはほとんどが再発によるものです。普通は、再発のたびに軽症化し、水ぶくれは小さくなり、患部も狭い範囲におさまります。ただし、アトピー体質の人では重症化することもあります。
赤くはれて水ぶくれができ始める3~4時間前に、くちびるや鼻の周り、顔面にピリピリ、チクチク、ムズムズなどの再発のきざしがあるため、再発することが自分でわかるようです。
ウイルスは体内に潜んでいて何らかのきっかけで再発
単純ヘルペスウイルスにはじめて感染したとき(これを初感染と言います)の症状は、乳幼児期のヘルペス性歯肉口内炎などで現れることもありますが、小児期のたいていは症状が出ません。初感染の後、ウイルスは神経細胞に潜み、何らかのきっかけで暴れだして口唇ヘルペスなどとして再発します。初感染で口唇ヘルペスということもありますが、日常みられるのはほとんどが再発型です。
風邪で熱が出た後にみられる“風邪の華”(“熱の華”ともいう)が口唇ヘルペスです。風邪以外にも疲労、紫外線、月経前、けが、ストレス、時差、抗がん薬・副腎皮質ホルモン薬・免疫抑制薬などで体の抵抗力や免疫機能が低下することも再発の誘因となります。
体力や抵抗力が落ちていると、ちょっとした刺激が潜伏しているウイルスを暴れさせてしまうわけです。
再発のメカニズムについて詳しくは「口唇ヘルペスの再発のしくみ」ページでご覧ください。



