水ぼうそうってどんな病気?
水ぼうそうは、「水痘・帯状疱疹(すいとう・たいじょうほうしん)ウイルス」による感染症です
お子さんの病気としてよく知られている水ぼうそうは、「水痘・帯状疱疹ウイルス」という、ヘルペスウイルスの仲間による感染症です。感染すると、潜伏期を経て、発熱とともに全身に小さな赤い発疹(ほっしん)[ブツブツ]や水ぶくれができます。皮膚の発疹は、少し赤味を帯びたブツブツや水ぶくれ、膿疱(のうほう)[水ぶくれが破れ少しジュクジュクしたような発疹]などが混ざるのが特徴で、髪の毛で見づらいこともありますが頭皮にもできます。一度かかると免疫ができるため、通常は二度とかかることはありません。ただし、治った後もウイルスは体の中に潜伏していて、数十年後に何らかのきっかけにより、「帯状疱疹」として再発することがあります。

お子さんの水ぼうそうはそれほど怖い病気ではありませんが、治療が遅れたり、アトピー性皮膚炎など他に皮膚の病気がある場合は重症化することがあります。水ぼうそうかなと思ったら、早めに病院へ行きましょう。
水ぼうそうの発症が多くみられるのは乳幼児期です
発症のピークは1~2歳で、患者さんのほとんどは10歳までのお子さんです
水ぼうそうに最もかかりやすい時期は、1~2歳です。以降は学童期にかけてかかり、患者さんのほとんどは10歳までのお子さんといわれています。

季節的には冬から春にかけて流行するという特徴があります。
水ぼうそうと帯状疱疹(たいじょうほうしん)
水ぼうそうと同じウイルスが原因となる帯状疱疹という病気があります体の中に潜伏していた、水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」が、加齢などで体の抵抗力が落ちたときに活性化して発症するのが帯状疱疹です。50代以上の人に多く発症し、体の片側に帯のような赤い発疹と痛みを起こします。自分がもっていたウイルスによる病気なので人からうつったのではありませんが、水ぼうそうに対する免疫がないお子さんが帯状疱疹の発疹に触ったりすると、水ぼうそうとしてうつることもあります。
帯状疱疹の詳しい情報はヘルペス情報サイトの「帯状疱疹とは?」へ。
監修:藤田保健衛生大学 医学部 小児科学 主任教授 吉川 哲史 先生



